クリスティアン・ゲルハーヘル(Br) / マーラー:大地の歌(ピアノ伴奏版)(完全生産限定盤/輸入盤) [CD]種別:CD クラシック声楽曲 発売日:2023/05/24 販売元:ソニー・ミュージックソリューションズ 登録日:2023/03/27 クリスティアン・ゲルハーヘル(Br) ゲルハーヘル クリスティアン マーラー ダイチノウタ ピアノバンソウバン 特典:解説歌詞対訳付 内容:大地の歌 (ピアノ伴奏版) 高声および中声とピアノのための 第1楽章 現生の愁いを歌う酒歌 (李白に/大地の歌 (ピアノ伴奏版) 高声および中声とピアノのための 第2楽章 秋に寂しき人男 (銭起による)/大地の解説:マーラー「大地の歌」のピアノ伴奏版は、1987年に発見されて世界的に注目され、1989年にマーラー全集の1冊として出版されてから広く取り上げられるようになりました。これは管弦楽伴奏版のためのスケッチや、ヴォーカルスコアとしての副産物ではなく、独立した作品として構想された作品と考えられ、歌曲のようにより緻密で精妙な表現力が要求される形式といえましょう。そうしたマーラーの「歌の世界」を十全に表現したゲルハーヘルの歌唱は、一つ一つの言葉に込められたニュアンスまでが美しく立ち上がる明晰さが持ち味。細かな情景描写の背 ¥2,036 |
![]() |
|
カール・リヒター(cond) / カンタータ 第1番≪輝く曙の明星のいと美しきかな≫ 第182番≪天の王よ、汝を迎えまつらん≫ 第158番≪平安なんじにあれ≫... [CD]種別:CD クラシック声楽曲 発売日:2026/02/25 販売元:ユニバーサル ミュージック 登録日:2018/01/10 カール・リヒター(cond) リヒター カール ジェイ エス カンタータ ダイ1バン カガヤクアケボノノミョウジョウノイトウツクシキカナ ダイ182バン テンノオウヨ ナンジヲムカエマツラン ダイ158バン ヘイアンナンジニアレ 特典:歌詞対訳付 内容:カンタータ 第1番≪輝く曙の明星のいと美しきかな≫ BWV1 (受胎告知記念日用) 1.合唱:Wie/カンタータ 第1番≪輝く曙の明星のいと美しきかな≫ BWV1 (受胎告知記念日用) 2.レチタティー/カンタータ 第1番≪解説:バッハ生誕333年を迎える2018年、リヒターが残したバッハのカンタータ集を、日本語歌詞対訳付で再発売。第1番は1725年3月25日の受胎告知記念日用に書かれたカンタータで、20世紀半ばに旧バッハ全集の出版が開始されたときに、記念すべき第1巻の巻頭に掲載されたもの。第182番は枝の日曜日、すなわち復活祭の1週間前の祝日のために書かれ、1714年3月25日に初演されました。バッハがヴァイマルの宮廷楽師長に昇進して最初に書かれ ¥1,320 |
![]() |
|
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り [CD]種別:CD クラシック声楽曲 発売日:2018/07/27 販売元:ナクソス・ジャパン 登録日:2018/07/20 (クラシック) モンテベルディ セイボマリアノユウベノイノリ 解説:1610年、モンテヴェルディ齢47の年に楽譜出版された『聖母マリアの夕べの祈り』は、ルネサンスの伝統をふまえながら、独唱主体の新しいスタイルを縦横無尽に使いこなしてみせた、初期バロック教会音楽屈指の重要作。その解釈をめぐる諸問題を、ヘレヴェッヘは最新の音楽学的知見にもとづき新たに徹底解明。自身の旧録音から30年の時をへて、員数を絞り込んだ歌唱パート、コルネットのB.ディッキーやリコーダーのP.ファン・ヘイヘンらをはじめとするヴェテラン揃いの器楽編成で、比類ない一体感を誇る演奏にたどりつきました。 (C)RS ¥3,933 |
![]() |
|
小澤征爾(cond) / オルフ:カルミナ・ブラーナ(Blu-specCD2) [CD]種別:CD クラシック声楽曲 発売日:2019/08/21 販売元:ソニー・ミュージックソリューションズ 登録日:2019/06/21 小澤征爾(cond) オザワセイジ オルフ カルミナ ブラーナ 内容:カルミナ・ブラーナ 運命、世界の王妃よ おお運命よ (合唱)/カルミナ・ブラーナ 運命、世界の王妃よ 吾は運命の傷に泣く (合唱)/カルミナ・ブラーナ 第1部:春に 輝く春の面は (小合唱)/カルミナ・ブラー解説:20世紀ドイツを代表する異色の作曲家で、当初はR.シュトラウスなどの影響を受けて歌曲や合唱曲などを作曲していましたが、自分の作品に満足できなかった。この「カルミナ・ブラーナ」を作曲する出版社に今までの曲を破棄するように命じた程であったが、それだけにこの作品はオルフの自信作であり最高傑作となるものであった。単純な旋律の繰り返しと一貫した独特のリズムは斬新で、20世紀を代表する不朽の名作となった。こうした合唱付きの大編成の楽曲は、小澤の最も得意とするところで、ダイナミックな迫力と躍動感は、真骨頂とも言える。酒・女・歌をテーマにした中世の詞に基づく大規模な作品。 (C)RS ¥1,034 |
![]() |
|
モンテヴェルディ:マドリガーレ集 第4巻 [CD]種別:CD クラシック声楽曲 発売日:2022/05/20 販売元:ナクソス・ジャパン 登録日:2022/04/04 (クラシック) モンテベルディ マドリガーレシュウ ダイ4カン 解説:近年はジェズアルド晩年のマドリガーレ集で、極めて緻密な和声感覚の難曲を他の追従を許さぬ解釈で聴かせ、絶賛を博したフィリップ・ヘレヴェッヘ。70歳のインタビューで“残された人生では真に向き合う価値を感じる作品だけを演奏する”と語った彼がここで取り上げるのは、モンテヴェルディのマドリガーレ集。『聖母マリアの夕べの祈り』の二度にわたる録音などが広く知られていますが、ルネサンスとバロックの橋渡しをなすこの作曲家の真髄ともいうべきマドリガーレを系統的に録音するのは初めてです。1603年に出版された旧様式の集大成ともいうべき『第4巻』を、ジェズアルドの録音と同様、ソリストたちからなる極小編成を指揮して披露するその解釈の精緻さは、どの曲をとっても息を呑むばかり。 (C)RS ¥3,098 |
![]() |
|
小澤征爾(cond) / オルフ:カルミナ・ブラーナ(ハイブリッドCD/日本独自企画) [CD]種別:CD クラシック声楽曲 発売日:2025/08/27 販売元:ソニー・ミュージックソリューションズ 登録日:2025/06/20 小澤征爾(cond) オザワセイジ オルフ カルミナ ブラーナ アルバム 内容:カルミナ・ブラーナ 運命、世界の王妃よ おお運命よ/カルミナ・ブラーナ 運命、世界の王妃よ 吾は運命の傷に泣く/カルミナ・ブラーナ 第1部:春に 輝く春の面は/カルミナ・ブラーナ 第1部:春に 太陽はすべてを解説:カール・オルフは20世紀ドイツを代表する異色の作曲家で、当初はR.シュトラウスなどの影響を受けて歌曲や合唱曲などを作曲していましたが、自分の作品に満足できませんでした。この「カルミナ・ブラーナ」を作曲する出版社に今までの曲を破棄するように命じた程であったそうですが、それだけにこの作品はオルフの自信作であり最高傑作となりました。単純な旋律の繰り返しと一貫した独特のリズムは斬新で、20世紀を代表する不朽の名作となったのです。こうした合唱付きの大編成の楽曲は、小澤征爾の最も得意とするところで、ダイナミックな迫力と躍動感は、真骨頂とも言えます。酒・女・歌をテーマにした中世の ¥3,300 |
![]() |
|
楽譜 おんぷのドリル「ルン・ルン」8(発展編)(ピエロシリーズ)関連words:くおん出版/<楽式>/1.楽式(音楽形式の略)をおぼえましょう。/2.一部形式を おぼえましょう。/3.二部形式を おぼえましょう。/4.三部形式を おぼえましょう。/5.小三部形式を おぼえましょう。/練習問題1 [わかったかな?]/<音階>/6.日本の音階を おぼえましょう。/7.雅楽の音階(雅楽に用いられる音階)/8.俗学の音階(俗学に用いられる音階)/練習問題2/9.その他の音階をおぼえましょう。/10.全音音階を おぼえましょう。/11.民族的な音階をおぼえましょう。(1)/練習問題3/12.民族的な音階を おぼえましょう。(2)/13.教会施法(音階)を おぼえましょう。/練習問題4 [わかったかな?]/<調>/14.調号を おぼえましょう。(2)/15.五度圏を おぼえましょう。/練習問題5/16.近親調を おぼえましょう。/練習問題3/17.第二次近親調を おぼえましょう。/練習問題7/練習問題8 [わかったかな?]/<音程>/18.転回音程を おぼえましょう。/練習問題9/<器楽と演奏>/19.声楽について おぼえましょう。/練習問題10/20.楽器の種類を おぼえましょう。/他 ¥935 |
![]() |
|
音楽を引き出すには/応用編 下巻(〜ピアノや歌を教えるために〜)関連words:共同音楽出版社/第5章 ピアノ曲 〜ショパンとリスト〜/ 5-1. ショパン:ノクターン op.9-2/ 5-2. リスト:愛の夢/ 補記1:短調について/第6章 声楽 〜オペラ・アリアより〜/ 6-1. ビゼー:「カルメン」より“ミカエラのアリア”/ 6-2. プッチーニ:「トゥーランドット」より“誰も寝てはならぬ”/第7章 ピアノ曲 〜管弦楽編曲と共にあるもの〜/ 7-1. ブラームス:「ハンガリー舞曲」より“第5番”/ 7-2. ムソルグスキー:「展覧会の絵」より“古城”/ 補記2:近現代について/第8章 ピアノ曲 〜近代から現代へ〜/ 8-1. ドビュッシー:「前奏曲集 第一巻」より“亜麻色の髪の乙女”/ 8-2. ラヴェル:「ソナチネ」より“第一楽章” ¥1,100 |
![]() |
|
モンテヴェルディ:マドリガーレ集 第4巻 [CD]種別:CD クラシック声楽曲 発売日:2022/05/20 販売元:ナクソス・ジャパン 登録日:2022/04/04 (クラシック) モンテベルディ マドリガーレシュウ ダイ4カン 解説:近年はジェズアルド晩年のマドリガーレ集で、極めて緻密な和声感覚の難曲を他の追従を許さぬ解釈で聴かせ、絶賛を博したフィリップ・ヘレヴェッヘ。70歳のインタビューで“残された人生では真に向き合う価値を感じる作品だけを演奏する”と語った彼がここで取り上げるのは、モンテヴェルディのマドリガーレ集。『聖母マリアの夕べの祈り』の二度にわたる録音などが広く知られていますが、ルネサンスとバロックの橋渡しをなすこの作曲家の真髄ともいうべきマドリガーレを系統的に録音するのは初めてです。1603年に出版された旧様式の集大成ともいうべき『第4巻』を、ジェズアルドの録音と同様、ソリストたちからなる極小編成を指揮して披露するその解釈の精緻さは、どの曲をとっても息を呑むばかり。 (C)RS ¥2,521 |
![]() |
|
![]() |
ボワモルティエ:『四季』イタリア音楽の影響をフランスの作曲家たちが柔軟に取り入れはじめたルイ15世の時代に活躍、バロックとロココの橋渡しとなるこの時期に室内楽作曲家として圧倒的人気を誇り、パトロンに頼らずフリーランスとして活躍できたフランスの名匠ボワモルティエ。その活躍初期の連作『四季』はヴィヴァルディの同名協奏曲集とほぼ同時期に出版されましたが、こちらはイタリアの室内カンタータの技法をフランス語台本に応用した声楽曲(カンタート)4編からできており、四季折々の場面と感興とが細やかな詩句と的確な楽器法によって精妙に描き出されてゆく傑作になっています。現代フランス最前線をゆくソリスト4人に日欧をまたにかけて活躍する依田幸司・萩原 茜らを含む精鋭器楽陣で、本場ヴェルサイユを録音会場に制作された本作は、全曲録音が意外に出ない渇を潤して余りある名解釈。時に美しく時に苛烈な自然の移ろいを優美な詩句と音の流れに昇華、牧歌的な響きのなか起伏に富んだ展開が聴かれるボワモルティエの音楽は、後期バロック特有の充実感にも事欠かず、フランス音楽ならではの繊細さが全編の構成美と鮮やかに結びついており聴き応え充分。 (C)RS ¥3,630 |
![]() |
![]() |
ジェズアルド:マドリガーレ集第4巻若い頃には暗殺者を雇い不義密通の妻と愛人を惨殺させながら、貴族の身分ゆえ罪に問われず、後年はその記憶もあってか心を病んで城に引きこもり、誰にも似ていない異形の声楽作品ばかり綴りつづけた南イタリアの作曲家ジェズアルド。バロックと呼ばれる新たな潮流の音楽がイタリア半島に芽吹き始めた時代にあって、彼はモンテヴェルディと同じくマドリガーレ(俗世向けの歌詞による精巧な重唱曲)を数多く書き、当初はこの同世代人と同じように保守的ながらも、晩年はルネサンス的多声書法を独自の和声感覚で極限まで発展させた極めてユニークな作風にたどりつきました。6巻あるマドリガーレ集のうち、晩期の2巻は居城の地下室で印刷したという異例作ですが、ここではそこに至る前、北イタリアのフェラーラで1596年に出版された第4巻の世界を堪能できます。 (C)RS ¥3,135 |
![]() |
![]() |
ブルネッティとリドン スペイン王室の室内楽作品集スペインのカルロス4世とフェルナンド7世の治世下で活躍した作曲家たちによる宮廷音楽のアルバム。かつての宮殿の王の部屋には十分なスペースがあり、王たちは室内楽はもちろん、多数の声楽家や器楽奏者、聴衆を招いて日夜、演奏会を開いていました。なかでも、ヴァイオリン弾きでもあったカルロス4世は毎日のように音楽にのめり込み、音楽アカデミーやコンサートを開催したといいます。カルロス4世の息子であるフェルナンド7世も、幼い頃から音楽の催しに参加し、やがて自身の妻と子供たちともども音楽に親しむようになりました。ここに収録された楽曲はいずれも当時の宮廷で演奏されていたもの。スペインらしい情熱的な旋律の中にも王室ならではの優雅さが感じられます。ソプラノのボイシュは2007年にモンセラート・カバリエ=ベルナベ・マルティの奨学金を獲得し、ドミンゴが主宰するオペラリア・コンクールの2012年のセミ・ファイナリスト。チェロのトゥリーナはスズキメソッドで学び、18世紀スペインのチェロについて研究し本も出版しています。 (C)RS ¥2,937 |
![]() |
![]() |
リュシー・ヴェレール作品集ベルギーの知られざる女性作曲家、リュシー・ヴェレールの作品集。ヴェレールは1957年に、国際女性評議会アメリカ支部が主催した「女性作曲家のための国際作曲コンクール」に於いて満場一致で最優秀賞を授与。これを機にそれまで働いていた職場を辞して作曲に専念、病に倒れる1966年までに約80の作品を書き上げたものの、その多くは出版されることなく、没後その娘によってブリュッセル王立音楽院に寄贈されました。彼女の音楽スタイルは、フランクやフォーレ、そして師であるジョゼフ・ジョンゲンを通したドビュッシーの影響を受けており、アール・ヌーヴォーの曲線美を彷彿させる旋律線、古典的な均整美と簡潔さ、そして印象主義的なテーマ(自然、風景、季節、異国情緒)を特徴としています。生涯を通じて調性の枠組みを維持しつつも、時代と共にストラヴィンスキーやバルトーク、フランス6人組の影響を反映した、より先鋭的な和声を取り入れていきました。このアルバムは、声楽曲、ピアノ曲、弦楽四重奏曲、合唱曲など、ヴェレールの多彩な作品群を網羅的に収録、中にはこれまで未発表であった作品も多く含まれます。 (C)RS ¥5,896 |
![]() |
![]() |
F.X.モーツァルト:ピアノ四重奏曲 Op.1、ヴァイオリン・ソナタ集ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの末子として生まれ、兄弟の中で唯一音楽家の道を歩んだフランツ・クサヴァー。生涯「偉大な父」の影を背負いながら、得意としたピアノを中心とした作品や声楽曲を残しました。ピアノ四重奏曲ト短調 作品1は、13歳の1804年に作曲されたとされ、翌年ウィーンで出版されました。父の影響を感じさせる調性ながら、旋律・和声・形式のいずれにも独自の完成度が見られます。ピアノと弦楽器が対等に活躍する構成で、第1楽章は力強く始まり、協奏的な展開を示します。第2楽章では弦楽器が歌い、第3楽章では歌曲風の主題による9つの変奏が展開され、舞曲風のコーダで締めくくられます。続く2曲のヴァイオリン・ソナタも彼の才能を示す重要な作品です。1806年作の変ロ長調ソナタは、父モーツァルトや師サリエリの影響を感じさせる典雅な作品で、ピアノとヴァイオリンが対等に対話します。1811年のヘ長調ソナタは4楽章構成で、彼が好んだポロネーズやロンドといった民族的要素を取り入れながら、両楽器の魅力を生き生きと引き出しています。 (C)RS ¥3,630 |
![]() |
![]() |
バード:グレート・サーヴィスと英語アンセムウィリアム・バードの没後400年記念アルバム。英語による教会音楽の一大傑作「グレート・サーヴィス」の登場です。国教会のために作曲された英語による「グレート・サーヴィス」(大典礼楽)は、第一次世界大戦後にテューダー朝の教会音楽シリーズ第2巻として出版され、1924年にニューカッスルで蘇演されて以来、現在では最も優れたイギリス国教会音楽のひとつとされています。この録音は蘇演100周年を祝うものでもあります。この「グレート・サーヴィス」は、アングリカン(聖公会)礼拝の主要な7つの祈祷、朝の礼拝から「ヴェニテ」「テ・デウム」「ベネディクトゥス」、聖餐式から「キリエ」「クレード」、夕べの礼拝から「マニフィカト」「ヌンク・ディミティス」で構成されており、10声部を用いたバードの巧みな作曲技法が反映された作品です。演奏は本来、無伴奏、もしくは小さなオルガンの伴奏のみで行われますが、テューダー朝後期およびステュアート朝時代のイギリスの宗教声楽曲の慣例として、サックバットとコルネットも加え、壮麗な響きが生まれています。アルバムには7曲の英語アンセムも収録されています。 (C)RS ¥3,025 |
![]() |
![]() |
カヴァッリ:賛歌、詩篇とカンツォンイタリア・バロック期の作曲家フランチェスコ・カヴァッリの宗教的作品集。現在では優れた歌劇作曲家として名を遺すカヴァッリですが、宗教曲の分野でも、ヴェネツィア楽派伝統の複合唱様式の中に、持前の流麗で美しい旋律を融合した作品を多く書き上げており、これらはモンテヴェルディ作品と比較しても遜色のないほどの出来栄えを誇っています。声楽パートの充実も見事ですが、器楽パートにも凝った手法が用いられており、声と楽器が織りなすポリフォニーが聴きどころです。讃歌と詩篇集(CDS-7902)に続くこのアルバムには、1656年に出版されジャン・カルロ・デ・メディチ(1611-1663)に捧げられた28曲の作品集の中から6曲が収録されています。その中の Confitebor「主よ、心をこめてあなたに告白します」は世界初録音。4声部のコーロ・ファヴォリート(ここでは1パート1人で演奏)と、2群のコーロ・ディ・リピエーノ(各パート3?4人の合唱)に器楽を伴う壮麗な作品です。 (C)RS ¥2,530 |
![]() |
![]() |
ライネッケ:ベルシャザール、ある夏の日の情景カール・ライネッケは2024年に生誕200年を迎えた作曲家・ピアニスト・教育者。ライプツィヒ音楽院教授やゲヴァントハウス管弦楽団指揮者として大きな足跡を残しました。1859年に初演されたオラトリオ『ベルシャザール』は、神を畏れるイスラエル人と冒涜的なバビロニア人の対立を壮大に描いた力作で、ブレスラウで初演され成功を収めました。その後彼はオラトリオを作曲することはありませんでしたが、約20年後に『合唱と管弦楽のための演奏会用小品 Sommertagsbilder ある夏の日の情景』を発表しました。この作品は声楽をもちいた楽章と器楽のみの間奏を組み合わせ、移ろう感情の風景を描き出す詩的かつ実験的な連作です。1881年に初演、出版され、ゲヴァントハウス管弦楽団と合唱協会に献呈されました。この美しい作品からは、前任の指揮者ニルス・W・ゲーゼ(ガーデ)の≪田舎の夏の日≫からの影響も感じられます。献辞が捧げられた団体のうちの一つ、ゲヴァントハウス合唱団が、ライネッケ200歳の誕生日に合わせて、この大規模な作品に再び新しい命を吹き込んでいます。 (C)RS ¥6,160 |
![]() |
![]() |
テレマン:音楽による礼拝 第8集1726年にハンブルクで出版されたテレマンのカンタータ集「音楽による礼拝」。収録されている72曲のカンタータはどれも、独唱とオブリガート楽器(リコーダー、ヴァイオリン、トラヴェルソ、オーボエ)と通奏低音による小ぶりの編成で、通常、レチタティーヴォと2つのダ・カーポ・アリア(A-B-Aの三部形式。繰り返しのAの部分では華やかな装飾が施される)で構成されています。貴族たちの私的な目的のための曲と、公的な曲が混在していますが、巧みな対位法と技巧的な声楽パート、楽器の妙技が楽しめる調和のとれたカンタータです。この第8集にはメゾ・ソプラノを独唱とした6つのカンタータが収録されています。演奏するベルゲン・バロックは1994年にローデ・トールセンとハンス・クヌート・スヴェーエンによって設立されたノルウェーの古楽アンサンブル。数多くのレーベルへの録音とヨーロッパでのコンサートで知られています。 (C)RS ¥2,838 |
![]() |
![]() |
16世紀前半のヴェネツィアの音楽洗練された古楽解釈で知られる英国の声楽アンサンブルが、南西ドイツ放送(SWR)の協力を得てシュトゥットガルト州立美術館のために制作したアルバム。盛期ルネサンスのヴェネツィアを代表する画家の一人ヴィットーレ・カルパッチョ(1465頃?1525/26)を中心とする15?16世紀ヴェネツィア画派の作品を集めた企画展に合わせ、同時期のヴェネツィアで国際的に活躍した楽譜編集者オッタヴィアーノ・ペトルッチが出版を手掛けた作品を集め、当時ヴェネツィアが絵画だけでなく音楽でも比類ない充実をみせていたことを示すプログラムになっています。カルパッチョと世代が近いトロンボンチーノやリュート奏者カピローラ、ローマ教皇庁で活躍したフェスタなどヴェネツィア内外のイタリア人作曲家たちはもとより、ジョスカンやヴィラールトなどネーデルラントの作曲家、フランスの巨匠ムートンやバルカン半島の作曲家まで、編集者ペトルッチの広い視野が捉えた才人たちの技芸の魅力を、自然な佇まいの歌を通じて精巧なポリフォニーを浮かび上がらせるマリアン・コンソートが美しく伝えます。 (C)RS ¥3,630 |
![]() |
![]() |
モーツァルト:レクイエム(オストシガ補筆完成版)他バロックからロマン派まで幅広いレパートリーを持ち、ベルリオーズの大作で高い評価を得ているジョン・ネルソンと、コルボとの数々の名演で知られるローザンヌ声楽アンサンブルとのモーツァルト・ライヴ。レクイエムはドイツの作曲家ミヒャエル・オストシガによる補筆完成版を使用しています。オストシガ版は2019年に一旦完成しラインガウ音楽祭で試演され、その後フローリアン・ヘルガートの指揮で録音もされておりますが(COVIELLO CLASSICS)、今回の録音には2022年にベーレンライターから出版された楽譜が初めて用いられました。オストシガ版はジュスマイヤー版を底本としながら、バイヤー版などと同様ジュスマイヤーによる甘美な音の上塗りや過度に劇的な表現を排除し、モーツァルトが残したほかの宗教作品を参考にしながら、その晩年に於いて顕著となったヘンデルとバッハの影響も考慮してオーケストレーションにも多くの修正を加えています。 (C)RS ¥2,970 |
![]() |