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高関健/ブルックナー: 交響曲第8番(ハース校訂による原典版)<タワーレコード限定>[OSBR37016]意欲的公演による壮大な名演!高関健と東京シティ・フィルによる真摯なブルックナー像。2020年8月12日の定期演奏会ライヴが最新で登場。日本のオケの録音史に一石を投じる名演!高関健の全曲としては初めての録音となるブルックナーの交響曲が遂に登場。常任指揮者を務める東京シティ・フィルとの第1弾として両者が選んだのは、大曲第8番。これまでも東京シティ・フィルとブルックナーを取り上げてきた高関にとっての、意欲溢れるブルックナー演奏です。この演奏会は元々別の公演曲であったものの昨年から続くコロナの状況下で曲目の変更を余儀なくされたなかにあって、演奏会自体が小編成に変更となっていく状況に対し逆に編成を拡大させ、充実した響きを持つ演奏にできないかを模索した結果の選曲だったようです。その響きは、各所をデフォルメさせた派手な演出では一切なく、あくまでブルックナーのスコアを見つめたものが主体となっており、そこには曲に対しての真摯な姿が投影されています。ダイナミックレンジは広く、音響的な効果は大きいですが、一方で内向的なまでに極めて細部まで踏み込んだ解釈が特徴と言えるバランスの良い響きが展開されており、当日演奏会に立ち会った方々以外にも聴いて欲しい名演に仕上がっています。DISCとして残すべく、一期一会ともいえる演奏会の記録を今回リリースいたします。この録音もまた、日本のブルックナー録音史に一石を投じることになるでしょう。尚、両者は2021年度の6月の開幕公演で第5番を取り上げる予定とのことですので、今後にも期待します。尚、収録は、広島に本拠を置く、録音に定評があるブレーン株式会社が手掛けています。実演の録音経験も豊富にあるため、今回の素晴らしい音質も聴きものです。<メッセージ>新型コロナウィルスの脅威により、ほとんどの公演が中止あるいは延期に追い込まれた2020年の前半。東京シティ・フィルも演奏再開を模索し、6月26日の第335回定期演奏会(藤岡幸夫さん指揮)を無観客配信の形で開催、延期されていた第332回定期を8月12日に、お客様をお迎えして行うことに決めました。しかし舞台上の密接を避けるなど厳しい制約の下、予定されていたプッチーニ「トスカ」の上演は変更を余儀なくされました。各オーケストラが小編成での公演を行う当時の状況を見ながら、編成を可能な限り拡大し、充実した響きを持つ演奏をお届けできないものか。私たちは感染対策を遵守、舞台配置など諸条件を慎重に検討、そこから導き出された編成の中からブルックナーの第8交響曲を選び出しました。練習を重ねながら、私たちは演奏する喜びを改めて確認、その意味を反芻し本番に臨みました。困難な状況の中でお客様と共にオーケストラの豊かな響きを最大に楽しんだ、その特別な雰囲気を記録された演奏から感じていただければ本当にうれしく思います。(高関健)(1/3) ¥2,970 |
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誰も寝てはならぬ~珠玉のオペラ・アリア集[ドイツ・グラモフォン-THE HISTORY 第1回 アナログ録音期] ドイツ・グラモフォン125周年記念。ドイツ・グラモフォンの名盤から、これまで高く評価されてきたアルバムや、歴史的価値の高い作品、巨匠&現役アーティスト達の名盤を100タイトル厳選。アナログ録音期40タイトル、デジタル録音期60タイトルの2回に分けてのリリース。ブックレットには、音楽ライター4名 (寺西肇氏、東端哲也氏、八木宏之氏、門岡明弥氏)が書き分けたわかりやすい新規書下ろしアルバム解説を掲載。すべての商品で最良のマスターを使用し、そのポテンシャルをひき出す高音質SHM-CD+グリーン・カラー・レーベルコート仕様を採用。 ■ドイツ・グラモフォンのアナログ録音黄金期の1960年から70年にかけて、フリッチャイ、ベーム、クーベリック、アバドら名指揮者たちの指揮で録音されたモーツァルト、ヴェルディ、プッチーニ、ビゼーなどの名作オペラの数々から、特に名高いアリアを集めたアルバム (シノーポリ指揮の「トスカ」のみデジタル録音)。フレーニ、ベルガンサ、ライモンディ、フィッシャー=ディースカウなど往年の名歌手たちが、それぞれの十八番の役柄で輝かしい歌唱を聴かせてくれる。 ※歌詞対訳は付いておりません。 [演奏] ロバータ・ピータース (3)、レナータ・スコット (7)、ミレッラ・フレーニ (11)、アントニエッタ・ステッラ (14) (ソプラノ)、タティアーナ・トロヤノス (1)、テレサ・ベルガンサ (5)、グレース・バンブリー (15) (メッゾ・ソプラノ)、ジュゼッペ・ディ・ステファノ (6)、ジャンニ・ライモンディ (7)、カルロ・ベルゴンツィ (9)、シャンドール・コーンヤ (10, 12, 13) (テノール)、ヴァルター・ベリー (2)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ (4, 16)、エットレ・バスティアニーニ (8) (バリトン)、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 (1)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (2)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (3, 4)、ロンドン交響楽団 (5)、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 (6, 10, 12-14)、ミラノ・スカラ座管弦楽団 (7-9)、フィルハーモニア管弦楽団 (11)、ベルリン放送交響楽団 (15, 16)、指揮 カール・ベーム (1-4)、クラウディオ・アバド (5)、ブルーノ・バルトレッティ (6, 14)、アントニーノ・ヴォット (7, 8, 10, 12, 13)、ラファエル・クーベリック (9)、ジュゼッペ・シノーポリ (11)、ヤーノシュ・クルカ (15)、フェレンツ・フリッチャイ (16) 録音 1961年 (14, 16)、1962年 (6-8, 10, 12, 13, 15)、1964年 (3, 4, 9)、1968年 (1)、1971年 (5)、1977年 (2)、1990年 (11) ¥1,650 |
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