バイエルン国立歌劇場 ♪
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ブルックナー:交響曲第7番ホ長調

日系指揮者、ケント・ナガノ/バイエルン国立歌劇場管弦楽団による、2010年の『第4番(第1稿)』に続くブルックナー・チクルス。ブルックナーの交響曲のなかでも、その歌謡的な作風で高い人気を誇る「第7」。どこまでも流れる大河のような作品の真髄を、ナガノがその鋭い視点でえぐり出す。 (C)RS

¥2,640

何と快く輝くこの日 ?マクシミリアン・シュミット:アリア集

バイエルン国立歌劇場のメンバーであると同時に古楽歌手としても期待されるテノール、マクシミリアン・シュミット。OEHMSレーベルでの3枚目の録音は歌曲ではなく、更に劇的な表現が求められるオペラのアリア集。もともとモーツァルトのアリアでは高く評価されていたが、ここでの彼は愛が溢れる見事な表現力と、輝かしい高音を披露。パトリック・ランゲ指揮/ケルンWDR交響楽団による万全のサポートで、レパートリー豊富な彼の歌唱を引き立てている。2015年録音。 (C)RS

¥2,772

TRAUMGEKRONT?夢を戴いて

ドイツ生まれのソプラノ歌手、ハンナ=エリザベス・ミュラー。2014年のザルツブルク復活祭音楽祭でティーレマンが指揮する《アラベラ》ズデンカ役でセンセーショナルなデビューを飾り、2017年9月のバイエルン国立歌劇場来日公演メンバーとして《魔笛》でパミーナを歌うなど、最も期待される若手歌手の一人です。オペラの舞台で素晴らしい表現力を披露する彼女ですが、その原点は「リート」にあると語り、このデビュー・アルバムでも繊細かつ美しい歌声で、19世紀末から20世紀初めにかけてのドイツ・リートを歌い上げています。2016年12月録音。 (C)RS

¥3,135

フィデリオ

著者名:ベートーヴェン 作曲,荒井 秀直 訳 内容説明:バイエルン国立歌劇場来日演目。ドイツ文学研究の第一人者による、決定版新訳。ドイツ語と日本語が同時に目に入ってくる画期的な組み方で、入門者から「精読派」「学究派」にも満足のいくブロックごとの翻訳。【「TRC MARC」の商品解説】

¥1,980

リーム/バンテュス:作品集

2006年の秋、バイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任したケント・ナガノ。それに伴い、それまで務めていたベルリン・ドイツ交響楽団は退任したものの、オーケストラより名誉指揮者の称号を贈られ、引き続き良好な関係を保っています。2011年に録音されたリームとバンテュス、2作の現代作品はどちらもナガノにとって挑戦的な演目であり、大きな野心の表れです。リームの≪猟区≫はソプラノとオーケストラとの5つの部分で構成された緊迫感溢れる物語。もう一つの作品は、以前からナガノと親しいフランスの作曲家バンテュスによる『星の王子様』をもとにした色彩的で楽しい物語。ベルリン・ドイツ交響楽団のファミリー・コンサートのために書かれた親しみやすい音楽です。 (C)RS

¥2,937

J.シュトラウスII:喜歌劇《こうもり》

カルロス・クライバーは、レパートリーを極端に絞り、準備に納得がいかなければ躊躇なく演奏会をキャンセルした一方、ひとたび指揮台に登ればとてつもない名演を繰り広げた伝説的指揮者です。クライバーが愛着を持って定期的に登場したバイエルン国立歌劇場との十八番≪こうもり≫の録音は、クライバーの音楽の醍醐味である目の醒めるようなアゴーギク、デュナーミクが随所に活きた名演で、聴いていると思わず身体が動き出してしまいます。プライ、ポップ、コロ、ヴァイクルなど歌手陣も豪華な全曲盤です。※歌詞対訳は付いておりません。 (C)RS

¥2,420

シューベルト・ライヴ・イン東京

1992年11月、音楽総監督ヴォルフガング・サヴァリッシュに率いられたバイエルン国立歌劇場は、大掛かりな来日公演を行った。その一環として、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウのリサイタルが行われ、サヴァリッシュがピアノ伴奏するという夢のような共演がたった二晩、東京芸術劇場で行われた。フィッシャー=ディースカウは、1992年末を持って歌手活動から引退したために、この来日が歌手として最後のものとなった。その二晩が今、CDとして蘇る。 (C)RS

¥4,620

何と快く輝くこの日 ~マクシミリアン・シュミット アリア集

バイエルン国立歌劇場のメンバーであると同時に古楽歌手としても期待されるテノール、マクシミリアン・シュミット。OEHMSレーベルでの3枚目の録音は歌曲ではなく、更に劇的な表現が求められるオペラのアリア集。もともとモーツァルトのアリアでは高く評価されていたが、ここでの彼は愛が溢れる見事な表現力と、輝かしい高音を披露。パトリック・ランゲ指揮/ケルンWDR交響楽団による万全のサポートで、レパートリー豊富な彼の歌唱を引き立てている。2015年録音。

¥2,772

リーム/バンテュス 作品集

2006年の秋、バイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任したケント・ナガノ。それに伴い、それまで務めていたベルリン・ドイツ交響楽団は退任したものの、オーケストラより名誉指揮者の称号を贈られ、引き続き良好な関係を保っている。2011年に録音されたリームとバンテュス、2作の現代作品はどちらもナガノにとって挑戦的な演目であり、大きな野心の表れ。リームの「猟区」はソプラノとオーケストラとの5つの部分で構成された緊迫感溢れる物語。もう一つの作品は、以前からナガノと親しいフランスの作曲家バンテュスによる『星の王子様』をもとにした色彩的で楽しい物語。ベルリン・ドイツ交響楽団のファミリー・コンサートのために書かれた親しみやすい音楽。

¥2,937

ハンス・クナッパーツブッシュ/ワーグナー名演集

[デッカ ザ・ベスト1200] クラシックの名門DECCAの黄金期である60~70年代録音の名盤を中心にセレクト。高精度なルビジウム・カッティングによって、よりマスターに忠実な音を再現! オリジナル・ジャケットを生かした高級感あるジャケット。巨人指揮者クナッパーツブッシュは若い頃からワーグナーを得意としており、バイロイト音楽界やバイエルン国立歌劇場で伝説的な名演奏の記録を刻んできました。殊に晩年になって会得した演奏スタイルである悠揚迫らぬ巨大なスケール内面の激しい燃焼は、余人の到達し得ぬ境地に達していると言っても過言ではないでしょう。彼の芸術の粋を伝えるワーグナー・アルバム。

¥1,257

ヴェルディ 歌劇「仮面舞踏会」

【従来のブルーレイやDVD機器では再生できません。】このコンテンツを再生するにはULTRA HD Blu-ray規格に対応するレコーダー(又はプレーヤー)が必要です。また、HDRをお楽しみ頂くためにはHDR対応の4Kテレビ(又はプロジェクター)が必要です。HDR非対応の4Kテレビやハイビジョンテレビでも視聴可能ですが、この場合はSDR(従来の色域)となります。 4Kブルーレイ・リリース! 2016年バイエルン国立歌劇場ライヴ。ズービン・メータが初めて手掛けた「仮面舞踏会」ピョートル・ベチャワ、アニヤ・ハルテロスと豪華な歌手陣! 輸入盤・日本語帯・解説付。

¥6,620

シューベルト・ライヴ・イン東京 1992

1992年11月、音楽総監督ヴォルフガング・サヴァリッシュに率いられたバイエルン国立歌劇場は、大掛かりな来日公演を行った。その一環として、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウのリサイタルが行われ、サヴァリッシュがピアノ伴奏するという夢のような共演がたった二晩、東京芸術劇場で行われた。フィッシャー=ディースカウは、1992年末を持って歌手活動から引退したために、この来日が歌手として最後のものとなった。その二晩が今、CDとして蘇る。日本語・英語解説付。2枚組。録音年 1992年11月16日、24日

¥4,620

メンデルスゾーン:エリヤ

バイエルン国立管弦楽団の創設500周年を記念して、バイエルン国立歌劇場の豊富なアーカイヴからのCD化プロジェクトが始動。第1弾に選ばれたのは1984年7月4日に行われた『エリヤ』の歴史的ライヴ。ミュンヘン・オペラフェスティバルの開幕公演で、指揮を執ったのはミュンヘン生まれで当時の劇場総監督サヴァリッシュ。タイトルロールのフィッシャー=ディースカウ以下、ドリーム・キャストを見事に統率した壮麗な演奏が展開しています。サヴァリッシュは1986年のN響の第1000回定期公演、2001年のN響75周年記念公演といった特別な機会にも『エリヤ』を取り上げており、この作品を「勝負曲」の一つとしていたことがわかります。録音でも1968年のゲヴァントハウス管とのものが長らく名盤とされてきましたが、彼の生誕100年&没後10年の節目に登場する本拠地ミュンヘンでのライヴ盤は大いに注目されるでしょう。 (C)RS

¥5,665

ワーグナー 歌劇「ローエングリン」

[クラシックDVD名盤セレクション2021] おうちでオペラ、バレエ、クラシックを! 史上最安値のDVDキャンペーン第2弾! "もっとも素晴らしいヘルデン・テノール!"と絶賛されたカウフマンのローエングリン。2009年にカウフマンの地元ミュンヘンで行われた公演を収録したDVD。人気絶頂の2009年に収録されたこの舞台は、新演出であり、ドイツ出身のカウフマンがドイツ・オペラの代表作である「ローエングリン」で初めて主役を歌うとあって、世界中からオペラ関係者がミュンヘンに集まった。ケント・ナガノ指揮バイエルン国立管弦楽団によるすばらしい演奏も注目。 [演奏] ローエングリン ヨナス・カウフマン (テノール)、エルザ アニア・ハルテロス (ソプラノ)、テルラムント ヴォルフガング・コッホ (バリトン)、オルトルート ミヒャエラ・シュスター (メッゾ・ソプラノ)、国王ハインリヒ クリストフ・フィシェサー (バス) 他、バイエルン国立歌劇場合唱団・管弦楽団、指揮 ケント・ナガノ、演出 リチャード・ジョーンズ 制作 2009年7月 ミュンヘン州立劇場

¥2,970

ヴォルフガング・サヴァリッシュ/モーツァルト: 歌劇「魔笛」全曲(歌詞対訳付)<タワーレコード限定>[TDSA271]

サヴァリッシュ生誕100年・没後10年企画盤。第一級のキャストを揃えた「魔笛」の録音史に輝く1972年録音の名盤を世界初SACD化。最上の音質を目指し新規で本国アナログ・マスターテープより復刻。歌詞対訳、新規解説付。シリアル・ナンバー付800セット限定盤ヴォルフガング・サヴァリッシュ(1923-2013)&バイエルン国立歌劇場管による、「魔笛」の録音史に残る名盤を世界初SACD化!シュライアー始め当時の第一級のキャストを揃えて臨んだ旧EMI制作によるこの録音は、現代においても燦然として輝く真の名盤として聴き継がれるべき演奏です。今回の復刻では音質も従来のCDとは一新されており、本来の輝かしくも厚みのある音色が蘇りました。往時のスター級の歌手陣による歌唱も必聴です。岸 純信氏による作品の詳細な楽曲解説やあらすじを記した新規解説書も必読。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。歌詞対訳、新規解説付。永久保存盤です。800セット限定のシリアル・ナンバー付。「魔笛」はサヴァリッシュが48歳の時に収録した音源で、録音の前年に音楽監督として就任していたバイエルン国立歌劇場との共演でした。この録音はキャストが強靭であり、エッダ・モーザーによる夜の女王の圧倒的な迫力、王子に相応しい気品あるペーター・シュライアーのタミーノ、アンネリーゼ・ローテンベルガーによる風合いのあるパミーナ、親しみやすいパパゲーノのヴァルター・ベリーとオリヴェラ・ミリャコヴィッチのパパゲーナ、巧みなザラストロを演じるクルト・モル等、万全の配役が組まれているのも名盤たる所以です。尚、シュライアーはこの録音の2年前にも同役をスウィトナー&シュターツカペレ・ドレスデンと収録(オイロディスク原盤。タワー企画盤として2021年7月にSACDハイブリッド盤(TWSA1089)を復刻。歌詞対訳付)しておりどちらも著名ですので、レーベルによる音質の差含め聴き比べも面白いでしょう。指揮による違いも大きく、サヴァリッシュの整然とした格式ある音楽に対し、ストレートに作品像に迫るスウィトナーなど、双方とも魅力的です。尚、サヴァリッシュ盤には他に無い違いがあります。詳細は今回の岸 純信氏による解説内にありますが、初演時に無かったタミーノとパパゲーノの二重唱が第2幕に加えられており、これは初演の10年後に初めて演奏された曲であろうとのこと。台本作者によるとモーツァルトの作品であるとの主張ですが、真贋の議論があるようです。いずれにせよ、演奏含めこれほどまでに充実した「魔笛」の音源はそうはありません。今回の復刻では音質も秀逸ですので、その完成度の高さを高音質で確認ください。(1/2)

¥6,600

ベルク 歌劇「ルル」3幕補筆版

バイエルン国立歌劇場の2014/2015年シーズンで最も注目を浴びた歌劇「ルル」。話題の指揮者キリル・ペトレンコを迎え、上演の模様はライヴ配信されるなど、世界中の音楽ファンから注目を浴びた演奏。最晩年のアルバン・ベルクが手掛けた歌劇「ルル」は、1905年にヴェーデキント作「パンドラの箱」の舞台を観たベルクが感銘を受け、もう一つの戯曲「地霊」を結合。この不可思議な物語のあらすじか出来上がった。主人公ルルが様々な男性、女性を誘惑し破滅させ、最後は自身も殺されてしまうという「ファム・ファタール (魔性の女)」を描いたこの作品は、十二音技法が用いられた"演奏が非常に難しい"ことでも知られている。ベルクは完成を見ることなくこの世を去ってしまったため、完成している2幕にセリフを挿入する形で上演されることも多いのだが、ここではツェルハが補筆した3幕版が演奏されている。オペラ指揮者としてのペトレンコの能力が最大に発揮された演奏は、「ルル」の上演史を塗り替えたとして高く評価された。この上演のために用意されたチェルニアコフの演出はシンプルかつモダンなもの。複雑に入り組む登場人物たちの心理を鋭く描写するために、不要なものは極力排した潔い舞台作り。また、難役「ルル」を歌うマリウス・ペーターゼンは2015年の「Opernwelt (ドイツの音楽雑誌)」で"singer of the year"を受賞した。

¥6,457

ベルク 歌劇「ルル」3幕補筆版

バイエルン国立歌劇場の2014/2015年シーズンで最も注目を浴びた歌劇「ルル」。話題の指揮者キリル・ペトレンコを迎え、上演の模様はライヴ配信されるなど、世界中の音楽ファンから注目を浴びた演奏。最晩年のアルバン・ベルクが手掛けた歌劇「ルル」は、1905年にヴェーデキント作「パンドラの箱」の舞台を観たベルクが感銘を受け、もう一つの戯曲「地霊」を結合。この不可思議な物語のあらすじか出来上がった。主人公ルルが様々な男性、女性を誘惑し破滅させ、最後は自身も殺されてしまうという「ファム・ファタール (魔性の女)」を描いたこの作品は、十二音技法が用いられた"演奏が非常に難しい"ことでも知られている。ベルクは完成を見ることなくこの世を去ってしまったため、完成している2幕にセリフを挿入する形で上演されることも多いのだが、ここではツェルハが補筆した3幕版が演奏されている。オペラ指揮者としてのペトレンコの能力が最大に発揮された演奏は、「ルル」の上演史を塗り替えたとして高く評価された。この上演のために用意されたチェルニアコフの演出はシンプルかつモダンなもの。複雑に入り組む登場人物たちの心理を鋭く描写するために、不要なものは極力排した潔い舞台作り。また、難役「ルル」を歌うマリウス・ペーターゼンは2015年の「Opernwelt (ドイツの音楽雑誌)」で"singer of the year"を受賞した。

¥5,863

チャイコフスキー 歌劇「スペードの女王」

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が2016年6月にオランダ国立歌劇場で上演したチャイコフスキーの「スペード女王」。2014/15シーズンを最後にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を退任したマリス・ヤンソンスが指揮台に立った。ヤンソンスは、「スペード女王」を現在の手兵バイエルン放響と録音しているし、2018年のザルツブルグ音楽祭では、ノイエンフェルス演出で指揮をする予定となっているだけに、この上演も見逃せない。今回の演出は、ノルウェー出身のステファン・ヘアハイム。バイロイト音楽祭「パルジファル」、ザルツブルク音楽祭「ニュルンベルクのマイスタージンガー」など、幻想的で従来とは異なる視点を盛り込む演出で大評判の演出家。原作は、ロシアの国民的作家プーシキンの『スペードの女王』。18世紀の貴族社会を舞台に、ギャンブルで身を滅ぼす近衛仕官ゲルマンの姿を描いた小説。それにチャイコフスキーの弟モデストが台本を書き上げ、チャイコフスキーがよりドラマティックなオペラとして仕上げている。ヘアハイムの演出では主役はチャイコフスキー自身。エレツキー公爵役のウラディーミル・ストヤノフがチャイコフスキーを演じている。そのためストヤノフは終始舞台にあがり、その風格のある歌声で好演している。またバイエルン放響との録音にも参加したゲルマン役のテノール、ミーシャ・ディディクも強烈な印象を残す熱演を披露している。そしてヤンソンスは、ヘアハイムのファンタジックな演出、そして実力派歌手陣の歌唱、各所に登場する美しく洗練されたチャイコフスキーの音楽を見事にまとめあげ、見ごたえのある舞台を作り上げている。輸入盤・日本語帯・解説付。

¥6,112

チャイコフスキー 歌劇「スペードの女王」

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が2016年6月にオランダ国立歌劇場で上演したチャイコフスキーの「スペード女王」。2014/15シーズンを最後にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を退任したマリス・ヤンソンスが指揮台に立った。ヤンソンスは、「スペード女王」を現在の手兵バイエルン放響と録音しているし、2018年のザルツブルグ音楽祭では、ノイエンフェルス演出で指揮をする予定となっているだけに、この上演も見逃せない。今回の演出は、ノルウェー出身のステファン・ヘアハイム。バイロイト音楽祭「パルジファル」、ザルツブルク音楽祭「ニュルンベルクのマイスタージンガー」など、幻想的で従来とは異なる視点を盛り込む演出で大評判の演出家。原作は、ロシアの国民的作家プーシキンの『スペードの女王』。18世紀の貴族社会を舞台に、ギャンブルで身を滅ぼす近衛仕官ゲルマンの姿を描いた小説。それにチャイコフスキーの弟モデストが台本を書き上げ、チャイコフスキーがよりドラマティックなオペラとして仕上げている。ヘアハイムの演出では主役はチャイコフスキー自身。エレツキー公爵役のウラディーミル・ストヤノフがチャイコフスキーを演じている。そのためストヤノフは終始舞台にあがり、その風格のある歌声で好演している。またバイエルン放響との録音にも参加したゲルマン役のテノール、ミーシャ・ディディクも強烈な印象を残す熱演を披露している。そしてヤンソンスは、ヘアハイムのファンタジックな演出、そして実力派歌手陣の歌唱、各所に登場する美しく洗練されたチャイコフスキーの音楽を見事にまとめあげ、見ごたえのある舞台を作り上げている。輸入盤・日本語帯・解説付。

¥6,620

ソフィー・デルヴォー/ファゴットとピアノのための作品集[0301708BC]

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ファゴット奏者ソフィー・デルヴォーのソロ・デビュー・アルバム。[ソフィー・デルヴォー ファゴット]ソフィー・デルヴォーは、2015年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席ファゴット奏者を務めている。以前は、ベルリン・フィルの首席コントラバスーン奏者を務めていた。2021年にベルリン・クラシックスからセリム・マザリとリリースしたファゴットとピアノのための作品によるアルバム「impressions」は、マスコミから高い評価を受け、ドイツ・レコード批評家賞を受賞している。「impressions」で、(彼女は)「ファゴットを高貴な地位に引き上げる」とドイチュラントラジオのザビーネ・ヴェーバーは報告し、ホルガ―・アルノルトはフォノ・フォルム誌で「これほど美しい名刺は想像できない」と書いてた。彼女は楽器の大使として、作品の再発見や新しい作品の委嘱など、ファゴットのレパートリーを増やすことに力を注いでいる。2014年より木管楽器メーカー、ピュヒナーの「ピュヒナー・アーティスト」に認定され、自身の楽器をより多くの人に知ってもらうことに情熱を注いでいる。2022年4月には、フンメル、モーツァルトの作品と、ヴァンハルのファゴット協奏曲を世界初録音した最新作が、ベルリン・クラシックスからリリースされる(ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団との録音)。ソフィー・デルヴォーは、ARDミュンヘン国際音楽コンクール(2013年)、ベートーヴェン・リング・ボン(2014年)など、数々の権威あるコンクールで入賞している。ソリストとして、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、リヨン国立管弦楽団など有名オーケストラと共演を果たしている。ソロでは、ヴィヴァルディ、サン=サーンス、ジョリヴェ、シュトラウス、モーツァルト、フンメル、ハイドン、パガニーニの作品など、幅広いレパートリーを持つ。(1/2)

¥2,286

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