先月、新型コロナのワクチン3回目を打った日の夜の出来事です。
高熱にうなされながら、こんな夢を見ました…。
ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」第2楽章のヴィオラのパート譜を見つめながら、
「弾けない!弾けない!弾けない~っ!!!!」
と、もだえ苦しんでいたところ、51小節目(練習番号C)あたりの譜面からブルックナーのお顔がフワ~っと浮かび上がってきて、私に向かって、
「大丈夫、大丈夫、大丈夫だ、大丈夫だ…」
と、繰り返しおっしゃるのです。
そんな有難いブルックナー様のお言葉をさえぎって、私は、
「いいえ!弾けません!弾けません!弾けません~!!!!」
と悲鳴を上げていたのですが、それでもブルックナー様は繰り返し、
「大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫だ…」
とおっしゃっていた…
…そんな夢でした。
2楽章の51小節目~と、155小節目~と、


1楽章の297小節目~のところ…

腕の立つヴィオラ弾きなら「腕が鳴る」はずのヴィオラの聴かせどころですが(特に2楽章)、初めてヴィオラを手にしてからまだ3年にも満たない私にとって、この部分の合奏練習は拷問に等しく…
個人レッスンの先生の懇切丁寧なご指導の成果により、ひとりっきりで自分に都合の良いテンポで自主練しているときはそれなりに何とか弾けてるよね私?!と思うのですが…
合奏練習では、キンチョーして弓はピョンピョン跳ねちゃうし、うっかり隣の弦まで弾いちゃうという、目も当てられない惨状となります…。
だんだん本番が近づいてきて、だんだん音が小さくなっていく私です…。
(邪魔しちゃイカン…という心理状態(^^;))
★追記★
おかげさまで演奏会は無事に終了いたしました。↓下記動画は2楽章の51小節目からスタートするように合わせてあります(笑)